夫婦関係

【体験談】SNSでよその旦那の愚痴に「いいね」してたら夫の見方がおかしくなった話

SNSでよその旦那の愚痴を見続けたらどうなった?

SNSを始めたきっかけ

私がSNSをはじめたのは、1人目の子供の慣らし保育中でした。

職場復帰まで約1ヶ月の慣らし保育期間を取っていましたが、さっそく保育園の洗礼を受けて半分近く通えず。

復帰日が近づいてきてもまだ午前保育という状況に、不安が募っていきました。

 

同じ慣らし保育中のママ友は順調に進んでいるようだし、夫に話してもまったくピンときていない様子。

「こんな状態で復職してやっていけるのか?」という不安を分かってもらえる人がいませんでした

 

そんな気持ちで過ごしていたある夜、スマホで「慣らし保育 進まない」と検索してみました。

かこい
かこい
少しでも気持ちを楽にする情報が欲しい・・・

 

検索結果をスクロールしていると、SNSの投稿が目に留まりました。

アカウントを持っていなかったので、すぐに登録して再度検索。すると、自分と同じような悩みを持つ人がたくさん出てきました

かこい
かこい
私だけじゃないんだ!

 

投稿を見ながら、「同じことで悩んでいる人がこんなにいる」ということに安心し、泣きながら「いいね」したのを覚えています。

SNSでよその旦那の愚痴を「いいね」するようになった経緯

そんなきっかけで始めたSNS。

当然フォローしていったのも、同じような境遇で子育て中のワーママさんばかりです。

 

共感や共働きでの子育てに役立つ方法を求めて日々覗いていると、そのうち旦那さんへの愚痴を見かけるようになっていきました。

 

投稿1
投稿1
病気の時の対応はいつも私ばかり

投稿2
投稿2
残業や飲み会でいつも帰りが遅い

などなど・・・

 

職場復帰後の不安を代弁してくれているような投稿に「いいね」したりフォローしたりしているうちに、同じような内容を目にする機会がどんどん増えていきました

SNSでよその旦那の愚痴を見続けた結果どうなったか

SNSで色々な旦那さんへの愚痴を目にするたび、その人の気持ちに共感して自分事のように怒りを感じる。

 

そんなことを繰り返していくうち、自分の夫に、今まで見てきた数々の旦那さん達の行動が重なるようになっていきました。

うまく表現できないですが、「世の中のママさん達を苦しめている旦那の一人」として見えてしまうようになっていったんです。

 

自分が不満を感じる時にも「皆こう言ってるよ!」と、SNSで見た大多数の意見として伝えてしまう。

SNSには自分がよく反応しているものと同じような内容が集まってくるだけなのに、世間一般の常識のように感じてしまっていたんです。

かこい
かこい
当時はそういうSNSの性質もまったくわかっていませんでした

 

夫もなんとなく私の様子がおかしいことを感じ取り、この時も話し合いをすることで「目の前の夫自身と向き合うこと」を思い出すことができました

前回の話し合いについてはこちら↓
【体験談】夫婦関係修復のきっかけになった「効果的な」話し合い夫婦関係に限らず、人間関係が悪化した時にはとにかく「話し合い」が大事!とよく言われます。 でも、そもそも「話し合い」ってどういうも...

SNSでよその旦那の愚痴を見続けたことでの反省点

私が家族として関わっていくのは、目の前の夫。

気持ちを伝えたいのも、わかり合いたいのも、一緒に子育てしていきたいのも夫ただ一人。

 

自分が今つらいと感じていて、その状況を変えたいなら、夫自身に目を向けてしっかり話し合わなきゃいけなかったんです。

その「私と夫」の問題からずれてしまっていたのは大きな反省でした。

 

また、自分で投稿することこそありませんでしたが、それでもどこか陰口を言っているような後ろめたさも感じていました。

そういう心境でいると、夫が何か嬉しいことをしてくれたときにも罪悪感を感じて素直に喜べなくなります。

 

お互いにちゃんと向き合える夫婦でいるためにも、今後SNSとの付き合い方には気を付けていこうと決意しました。

まとめ:使い方に注意して、SNSと楽しく付き合おう

このように、私の場合は、始めのうちは「救い」だったSNSが、だんだんと「悪い方向」に向かっていってしまいました。

 

SNSで愚痴を見て共感すること自体が悪いことだとは思いません。

実際に私自身も同じ境遇の人がいることを知って救われた経験が何度もあります。

 

ただ、私のように、SNSの性質をよくわかっていなかったり深く共感しすぎてしまったりする人は、現実と混合してしまわないように注意が必要です。

 

使い方次第で、元気がもらえたり前向きになれたりもするSNS。

今後は使い方に気を付けて、うまく付き合っていきたいです。