
母子同室の出産入院時の状況
まず、私の出産入院時の状況について簡単にご紹介します。
【分娩方法】 普通分娩
【入院期間】 約1週間
【部屋の種類】大部屋
【病院の場所】里帰り先
【面会時間】 14:00~20:00
【付き添い】 夫(6日間 / 面会時間中)
部屋の種類は、個室の追加料金を払う勇気がなく大部屋を選びました。
里帰り出産だったため、夫は陣痛が来てから新幹線で直行。
そのまま出産入院期間の6日間は、面会時間中ずっと付き添ってくれました。
いつになるかわからない出産日に合わせて有給を取ってもらうなんて、正直ちょっと引け目も感じていました。
入院中の生活もよくわかっていなかったので、「来てもらってもそんなにやることないんじゃないの?」とも。
でも実際に母子同室の入院生活が始まって、自分の考えの間違いに気づきました・・・
本当に、心の底から、夫が付き添ってくれてよかったです!!!
その理由を3つ、ご紹介していきます。
母子同室の出産入院に夫が付き添うメリット
①妻を休ませてあげられる
普通分娩でも帝王切開でも、出産後の身体は大きなダメージを負っています。
目には見えないですが子宮には直径30cm程の傷が残り、下半身のダメージや体力の消耗もかなりのもの。
そんな状態でも、赤ちゃんのお世話はノンストップで始まります。
母子同室の場合、赤ちゃんと離れるのは、1日のうち身体検査の時間(30分~1時間程)とシャワータイム(30分)のみ。
その他の時間は、食事中もトイレに行く時も夜寝る時も赤ちゃんが部屋にいます。
心も身体もまっったく休めません!!!
参考までに、私の入院中の生活はこんな感じでした。

入院中の状況は↓のようなポイントによっても変わってきます。
- 赤ちゃんの性質(よく泣くタイプか など)
- 母乳の出具合
- 産院の方針(母乳推奨か、夜間は預かってくれるか など)
うちの長男はよく泣くタイプ&母乳もスムーズに出ず、夜中も「母」(授乳)のオンパレード・・・。
出産でへとへとになった身体も、これではとても十分な回復はできません。
私の出産した病院は食事も病室で食べるスタイルだったので、食事中も赤ちゃんが泣いたら授乳しながら、片手でかき込んでいました。
そんな心も身体も休まらない入院生活中、夫が来てくれる面会時間は心の支えでした。
少しでも睡眠をとらせてもらえたり、トイレにゆっくり行けたり(笑)。
食事も、面会時間中の夕ご飯だけは落ち着いて味わえました。
病院によって細かなところは違うと思いますが、母子同室の場合はこんな生活になるかもなので、備えておくに越したことはありません!
②赤ちゃんを思う存分愛でられる
母子同室の大変なところばかり挙げてしまいましたが、メリットもあります!
赤ちゃんが1日のほとんどの時間病室にいるので、付き添いに来た人もずっと赤ちゃんと触れ合えます。
私は大部屋でしたがカーテンで仕切れたので、夫婦2人で思う存分赤ちゃんを愛でることができました。
③一緒のタイミングでお世話が学べる
これが、付き添いを「夫に」してもらうことをおすすめする一番の理由です。
出産入院中は、短い期間で赤ちゃんのお世話を学ぶ合宿のようなものでもあります。
自分にとっても初めてで不安なことばかりの中、夫が一緒に学んでくれるのはとても心強かったです。
母子同室の場合、お世話の仕方も別室ではなくそれぞれの病室の中で教えてもらえるので、一緒に学びやすかったです。
私達のような里帰り出産だと特に、夫との育児レベルに差がついてしまいがち。
でも、入院中だけでも一緒に育児を学べたことで、夫も必要最低限の知識を得ることができました。
自分だけじゃなく、2人でこの子を育てていくんだと実感できた点でも、夫に付き添ってもらって大正解でした。
この時の経験は、子育てメディア『conobie(コノビー)』さんにも掲載してもらいました。
一部ご飯のくだりを間違えていますが、こちらものぞいてみてください♪↓
「この人と一緒に育児していきたい」決め手となった最初の1週間(引用元:conobie)
母子同室で出産する場合は、付き添いについてよく相談を
私の体験談をお話してきましたが、同じ母子同室でも色々と細かいところは違うかもしれません。
そして、なかなか過酷な入院生活になることを想定して、ぜひ入院中の付き添いについて夫婦で相談してみてください。
最近では「夫の産休」創設に向けた動きも出ています。
育休なら現時点でも出産入院期間中に取得できるので、各種制度についても要チェックです!